第1回 初期研修医レジデントデイ ③

レジデントデイ後半は、

症例提示&クリニカルジャズ

研修医の先生にとって印象的だったり学びが多かったCaseを提示してもらい、
それを自由にディスカッションするセッションです。

今回はH先生がCaseを提示してくれました。
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年齢は100歳近く、肺炎で改善と増悪を繰り返しながら
残念ながら亡くなってしまった患者さん。

治したい!という強い思いで積極的に精査・治療をしてきた。
患者さんは「食べたい・飲みたい」思いがとても強かったが、
誤嚥のリスクも高く、呼吸状態も安定しないから絶飲食にしていた。

今振り返ってみると、
厳しい病状で、改善が見込めないと判断できていたら、
どこかで大好きな牛乳を飲ませてあげられたかもしれない・・・
飲ませてあげたかった・・・
という思いも。

積極的な治療から、Best supportive careにシフトするべきだったんだろうか?
そうだとしたら、どのタイミングがよかったのだろうか?

という問題提起が投げかけられました。

医師8年目の指導医や4~5年目のシニアにとっても、
とても難しいテーマでしたが、
色々な側面からのディスカッションができました。

こうすればよかったという1つの結論には至りませんでしたが、
超高齢者の終末期をどう考えどうサポートするかということや、
診療をする中でのジレンマや感情、価値観、プロフェッショナリズムなど
色々なことを考えさせられ、非常に勉強になりました。


初期研修医の先生の発信でしたが、
とてもレベルが高いというか、高度な問題提起で、
いいディスカッションができました。

初回ながら中身の濃い、充実したレジデントデイとなりました!
次回は8月末です!

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